太ももを筋トレで効果的に痩せる!セルライト予防と細見えの秘訣

スリムな太ももを見せるには筋トレ必須。ジョギングだけでは難しい 筋トレとダイエット

太ももをスリムにしたいからジョギングしよう!

女性はこれまで一度くらいは思ったことがありませんか?結論を言えば、その考えは危険です!ジョギングでスリムになれる方もいれば、そうでない方もいます。情報は正しく理解して、効率的な運動習慣を目指しましょう!

この記事をおすすめする方
  • 太ももの太さが気になる
  • 効率良くダイエットしたい
  • 太ももの筋トレの種類を知りたい
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「痩せる」「ダイエット」の考え方

「痩せる」と「ダイエット」は、似ているようで異なる概念です。一般的に「痩せる」という言葉は、単に体重を減らすことを意味し、脂肪だけでなく筋肉も減らすことを意味します。

一方で「ダイエット」は、体脂肪を落としながら筋肉を維持・増加させ「体型を引き締める」ことを目的とします。つまり、痩せることが目標ではなく、健康的で美しい体を作り上げるためのプロセスです。

「痩せる」は脂肪も筋肉も落とすこと


痩せるという現象は、食事制限や過剰なカロリー消費によって引き起こされますが、必ずしも美しい体型を作るわけではありません。専門的な言葉を使うと「異化作用(いか:catabolism)」が進むことで、体脂肪や糖質、筋肉を分解して生活に必要なエネルギーを生み出します。

単純な有酸素運動のみ、または食事制限で体重をコントロールする場合、筋肉量の減少が懸念されます。特に太ももに関しては、筋肉が減少すると、脂肪がたるんだ印象になることがあります。筋肉は基礎代謝を高めるため、痩せてもリバウンドしにくい体を作るためには、筋肉を残すことが重要です。

あゆむ
あゆむ

筋トレしている人はよく「カタボる」という言葉を使います。

(死語になっている気もします)

「痩せる」とは
  • 単純に体重を落とすことで、脂肪も筋肉も減少する
  • 有酸素運動のみの運動や食事制限のみは筋肉の異化作用を増長しすぎるかも
  • 十分な筋肉量があれば「痩せる」はアリ

「ダイエット」は必要な筋肉を残して脂肪は落とす

ダイエットの成功は、体脂肪を効果的に減らし、筋肉を維持することです。筋肉の維持は専門用語を使うと「同化(どうか:anabolism)」作用を推進することです。推進するには筋トレ、タンパク質や糖質の補給、十分な睡眠が重要です。

あゆむ
あゆむ

睡眠中は脂肪も筋肉も異化が進みますが、人によっては寝る前にタンパク質を補給して、異化作用のマイナスに抗う人もいます。

特に太もものような大きな筋肉群は、脂肪燃焼に寄与するため、痩せたい部分の筋肉を残して鍛えることが重要です。筋トレと適切な栄養管理を行うことで、筋肉を活かしながら、引き締まったラインを保つことができます。

ダイエットとは
  • 必要な筋肉を残して余分な脂肪を落とすこと
  • 脂肪は異化(カタボリック)作用を推進する
  • 筋肉は同化(アナボリック)作用を推進する
  • 筋肉量を維持できるようにタンパク質と糖質は必須

満足できないなら脂肪→筋肉の順に落とす


「痩せたいけど、筋肉をつけると太く見える」と感じる方も多いですが、そもそも筋肉をつける=太くなるではありません。必要以上に筋肉をつけると太くなります。また、余分な脂肪があれば太くみえます。

あゆむ
あゆむ

今自分が十分な筋肉量があるのか、余分な脂肪があるのか、それによって「筋肉をつけたら太く見える」の判断がしやすくなるでしょう。(太く見える理由は他にもあります)

体組成計を測定して、足の筋肉量が標準値より多ければ十分と判断して良いです。

しかし、良い数値が出ていたとしても、見かけに満足できない方もいらっしゃいます。その場合にはさらに体重を落とすことになりますが、順番が重要です。

まずは脂肪を落とし、次に筋肉を落とすステップを踏むと、リバウンドせずに引き締まったシルエットを維持できます。同時に落とそうとすると、筋肉が先に落ちてしまい、細いのにたるんで見えることもありますので、脂肪を先に減らし、その後筋肉を落とし形を整えるのが理想的です。

太ももをスラッと見せるための筋トレ

太ももを細く引き締めたい場合、単に脂肪を落とすだけではなく、部位ごとの筋トレが効果的です。太ももには様々な筋肉があり、それぞれの特徴に応じたトレーニングを行うことで、引き締まったラインを目指すことができます。

セルライトがつきやすいもも裏の筋トレ

もも裏(ハムストリングス)は、セルライトがつきやすい部分であり、多くの女性が悩む箇所です。この部分の筋肉は日常生活で意識的に働かせることが難しく、意識的に鍛えることが必要です。

ヒップリフトやレッグカールなどで鍛えることができ、脂肪を落としやすくしたり、セルライトができにくくなり、引き締まったラインを作ることができます。また、反り腰やたれ尻の改善・予防に繋げることもできます。

ヒップリフトのポイント
  • 正しいフォームを保った上で負荷を増やす。
  • 骨盤をまっすぐにし、足の付け根を持ち上げる。
  • お尻を持ち上げた際に膝が外へ開かないようにする
  • 腰が反る場合は上半身を軽く丸める
  • 動作はゆっくり行う
  • もも裏の筋肉が収縮しているイメージを持つ
レッグカールのポイント
  • 膝を伸ばした際にややハの字になるように構える
  • 膝を曲げる時はゆっくり最大まで曲げる
  • お尻が浮かないようにグリップをしっかり握る
  • 足首は90度程度で固定して動かさない

ズボンが擦れてませんか?内腿の筋トレ

内腿(内転筋)は、ズボンが擦れることで気になる方も多い部分です。この筋肉も日常生活で緩む(力が抜ける)こちが多いため、特に意識してトレーニングする必要があります。

内転筋群を鍛えるためには、サイドランジやアダクションなどが効果的です。内腿が引き締まると、脚が細く見えるだけでなく、歩行時の姿勢やバランスも向上します。

サイドランジのポイント
  • 体重を片足に乗せる際、膝が外へ開かないように内側へ締める
  • 下っ腹を凝縮させるようなイメージを持つと良い
  • 骨盤・膝・つま先が同じ方向を向いて動作する
  • 通常のスクワット同様、臀部の力を意識的に使う(膝の怪我防止)
アダクションのポイント
  • 左右の力をなるべく同等に発揮する
  • 猫背反り腰に気をつけながら行う
  • 両膝が合わさるところまで締める
  • 苦手な方は腰幅より厚めなクッションなどを押しつぶす運動から

やりすぎると太く見える太もも前の筋トレ

太もも前(大腿四頭筋)は、強化しすぎると逆に太く見えてしまうことがあります。特に女性の場合、過剰な負荷をかけると筋肉が発達し、太さが目立つ可能性があるため、慎重に取り組む必要があります。大腿四頭筋のトレーニングにはスクワットが代表的ですが、軽い負荷で回数を増やすことで、太さを抑えながら引き締まった見た目を維持できます。

スクワットのポイント
  • 屈んだ時は膝とつま先が垂直になる
  • 重心は足裏中央のやや踵寄り
  • 上半身は常に1枚の平な板
  • 回数はギリギリ10回前後行える重さで
スクワットの注意点
  • 無理に重いウエイトで行わない
  • 反り腰、猫背に注意
  • 丹田のあたりの意識がなくなると副圧が下がってフォームが崩れる

他の部分も鍛えるとスタイルに影響する。同時筋トレがおすすめ

筋トレでダイエットに成功した女性

太ももだけを集中的に鍛えるのではなく、他の部分と連動させた筋トレを行うことで、全体的なスタイルアップを図ることができます。特にお尻や腹部との筋肉のバランスを整えることで、脚がさらに引き締まって見える効果があります。

もも裏と連動する大臀筋はパンツサイズダウンに

デッドリフトで太ももと臀部を鍛える女性

太もも裏の筋肉と連動するのが、お尻の大臀筋です。この筋肉を鍛えることで、パンツのウエストやヒップ部分が引き締まり、パンツサイズがダウンする効果が期待できます。大臀筋を鍛える代表的な種目としては、ヒップエクステンションやデッドリフトがあります。これらの運動は、太もも裏にも同時に効果を発揮し、全体的な引き締めに寄与します。

中臀筋はヒップラインを整えてマーメイドラインを

アブダクションで太ももと臀部の筋トレに励む女性

中臀筋は、お尻の横側に位置する筋肉で、ヒップラインの美しさに大きく関わります。中臀筋を鍛えることで、腰からヒップ、太ももにかけてのラインが整い、いわゆる「マーメイドライン」と呼ばれる美しい曲線を作ることができます。アブダクションやクラムシェルが、中臀筋を効果的に鍛えるエクササイズです。

お腹を鍛えて姿勢を整えると下半身の見え方が変わる

腹筋は下半身と上半身をつなぐ重要な役割

お腹の筋肉、特に腹直筋や腹斜筋を鍛えることで、姿勢が整い、下半身の見え方に大きな影響を与えます。姿勢が悪いと、体重が偏り、太ももやお尻に余計な負担がかかり、脚が太く見えることがあります。プランクやロシアンツイストなどの腹筋運動を取り入れることで、上半身と下半身のバランスが改善し、引き締まった全体像を作ることができます。

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