初心者からジム・自宅対応!筋トレメニューの組み方解説

初心者からジム・自宅対応!筋トレメニューの組み方解説 組み方

筋力トレーニングは、体力の向上や健康維持に非常に有効な方法ですが、正しい方法で行うことが重要です。特に初心者にとっては、適切な計画を立てて無理なく進めることが成功の鍵となります。

この記事では、健康運動指導士のあゆむが、初心者でもジムや自宅で安全かつ効果的に行える筋トレメニューの組み方をわかりやすく解説します。運動を始めたい方や、効率的にトレーニングを進めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事をおすすめする方

  • これから筋トレを始めたい方
  • 筋トレの基本を知りたい
  • 筋トレを正しく行いたい

1. 筋トレメニューの効果的な組み方

筋トレメニューを効果的に組むためには、自分のレベルや目的に合わせた計画が重要です。無計画にトレーニングを行うと、効果が出にくくモチベーションも低下しがちです。

あゆむ
あゆむ
ここでは、初心者向けのメニューから、ジムや自宅での筋トレメニューの組み方を解説します。

1-a 初心者向けメニューの組み方

筋トレ初心者の場合、いきなり高負荷のトレーニングを行うと怪我のリスクが高まります。まずは、全身をバランスよく鍛えるメニューを取り入れるのが基本です。例えば、腕、背中、胸、脚を1種目で鍛えるエクササイズ(スクワット、プッシュアップなど)を週2~3回の頻度で行うと効果的です。

初心者に必要なのは、無理せず徐々に強度を上げていくこと。フォームをしっかり学びながら、少しずつ負荷を増やしていきましょう。

初心者向け筋トレメニューの組み方

  • 全身をバランス良く鍛える
  • 1種目で複数の部位を鍛える種目を優先すると楽
  • 週に2〜3回行う
  • フォームを大切に、重量は徐々に上げる

1-b ジムでのメニュー組み方ポイント

ジムで筋トレを行う場合、豊富な機器を活用できるため、筋肉ごとに特化したメニューが組みやすくなります。初心者はまず、マシンを使って基本的な動作を習得するのがおすすめです。マシンはフォームを崩しにくいため、安全にトレーニングを進められます。また、全身をバランスよく鍛えることがポイントで、各部位を2~3種目ずつ、週に3~4回行うことで効果的に体を鍛えられます。

あゆむ
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上級者になれば、フリーウェイトを積極的に取り入れて、トレーニングのバリエーションを広げると良いでしょう。

ジム筋トレメニューの組み方

  • 全身をバランス良く鍛える
  • 筋トレマシンを優先的に使う
  • 週に2回以上行う
  • フォームを大切に、慣れてきたらフリーウエイトを取り入れる

1-c 自宅筋トレメニューの組み方

自宅での筋トレは、ジムと違ってスペースや機器に限りがあるため、効率的に全身を鍛える方法が求められます。自重トレーニングや、軽いダンベルやチューブなどを活用することで、狭いスペースでも十分に効果を出すことが可能です。

メニューとしては、プッシュアップやスクワット、プランクといった全身を使う種目を中心に組み、1回のトレーニングで20分〜30分を目安に行うと効果的です。短時間でも集中して行えば、ジムに劣らないトレーニングが可能です。

あゆむ
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自宅で高強度な運動は難しいので、短時間高頻度を意識しましょう。

自宅筋トレメニューの組み方

  • 全身を使う種目を中心に行う
  • 自重、ダンベル、チューブなどツールを使う
  • 週に4回以上行う
  • フォームを大切に、短時間で集中的に

2. 筋トレの基本的な要素を確認

筋トレの基本的な要素を確認しながらトレーニングする女性

筋トレを効果的に行うためには、回数やセット数、順番など、いくつかの基本的な要素を理解することが必要です。ここでは、その基本的な要素を確認していきます。

2-a 筋トレの理想的な回数とは

筋トレの回数は、鍛えたい目的によって異なります。筋肉の大きさを増やしたい場合は、8〜12回を目安に行います。それ以上の回数をこなすと、筋持久力が強化され、少ない回数では筋力アップを目的としたトレーニングになります。

トレーニング1セットの回数

  • 筋トレ始めたて:15回前後
  • 筋力をつける:4〜8回
  • 筋肉を増やす:8〜12回
  • ついた筋肉を引き締める:12〜15回

回数を選ぶ際は、自分の体力と目標に合わせて調整することが大切です。もっと詳しく知りたい場合は【筋トレは目的に合わせて回数を決めよう】をご覧ください。

2-b セット数の決め方ガイド

セット数は、トレーニングの効果に大きく影響します。通常、1種目につき3セットが基本となりますが、初心者はまず2セットから始めて、体が慣れてきたらセット数を増やしていくのが良いでしょう。

セット数変更STEP

  • 各種目2セット
  • 特に鍛えたい種目だけ3セット
  • 各種目3セット
  • 追い込みたい種目を4セット

目標や経験によっても適切なセット数は異なります。【筋トレセット数はどう決める?】を参考に、自分に合ったトレーニングを取り入れてください。

2-c 筋トレの適切な順番とは

筋トレの効果を最大化するためには、筋肉の大きい部位から順に鍛えることが基本です。例えば、脚なら大腿四頭筋や大臀筋、上半身なら大胸筋や広背筋などを先に鍛え、その後に上腕二頭筋や腓腹筋などの小筋群を鍛えると、負担なく全身をバランス良く鍛え得ることが可能です。

筋トレの順番を決めるポイント

  • 脚→胸→腕のように大きい筋肉から鍛える
  • 上半身↔︎下半身を交互に行う
  • 強度を上げたい時は上半身→上半身と、同じ部位を連続する
  • 腹筋は最後に

適切な順番で行うことで、効率的に筋肉を成長させることができるだけでなく、怪我をしないようにしたり、全身のバランスが整い良いスタイルを得ることも可能です。詳しくは【筋トレは何から始める?順番の基本】をご覧ください。

2-d インターバルの取り方

筋トレにおいて、セット間の休憩時間(インターバル)は非常に重要です。インターバルの長さによって、トレーニングの効果が変わってきます。筋肥大を目指す場合は30秒〜1分程度が目安となりますが、筋持久力や筋力強化を目指す場合は、やや長めのインターバルを取るのが理想です。

インターバルの基本

  • 筋力アップ:1〜3分
  • 筋肥大:1〜2分
  • スタイルアップ(筋持久力):30〜45秒

インターバルの取り方の詳細については【インターバルはなぜ取る?初心者おすすめ秒数】をご確認ください。

2-e 効果的な筋トレの時間設定

筋トレの1回のトレーニング時間は、30分〜60分が理想的です。長すぎるトレーニングは疲労や集中力の低下を招き、短すぎると十分な刺激が与えられません。また、週にどの程度の頻度で筋トレを行うかも重要です。具体的な時間設定のコツは【筋トレ時間はどのくらい必要?基本的な考え方】で詳しく紹介しています。

2-f 1週間のメニュー例を紹介

筋トレを効果的に行うためには、1週間の中でしっかりと計画を立てることが大切です。筋肉を効率よく鍛え、休息を確保するために、1週間のメニューの組み方の例を【筋トレ初心者必見!1週間メニューの組み方とポイント】で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

3. 筋トレの注意点と対策を知ろう

筋トレの注意点を説明する女性

筋トレは健康増進に役立ちますが、やり方を間違えると逆に体に負担をかけることがあります。ここでは、特に注意すべきポイントをいくつか解説します。

Caution

  • 高血圧がある
  • 65歳以上の高齢者
  • ダンベルなどフリーウエイトを使用する
  • 筋トレをやりすぎ

3-a 高血圧時の筋トレ注意点

筋トレ時には注意するようアドバイスする医師と高血圧の患者

高血圧の方が筋トレを行う際には、負荷の高すぎるトレーニングや息を止めて行う動作(バルサルバ法)は避けるべきです。これらは血圧を急激に上昇させ、心臓に負担をかける可能性があります。

軽い負荷で回数を増やすトレーニングや、心拍数を上げすぎない有酸素運動を取り入れると良いでしょう。また、定期的な医師のチェックも忘れずに行いましょう。

3-b 高齢者が筋トレする際の注意

筋トレをする高齢者男性

高齢者が筋トレを行う際には、関節への負担を減らすことが重要です。低負荷で、ゆっくりとした動作で行うことが安全で効果的です。

また、バランス感覚が衰えている場合があるので、立ったまま行うトレーニングよりも座位や寝た状態でできるエクササイズがおすすめです。怪我を防ぐためにも、無理せず、徐々に負荷を上げていくことが大切です。

3-c ダンベル使用時の注意点

ダンベルで筋トレをする際には注意が必要

ダンベルを使用する際、無理に重いものを使うとフォームが崩れやすく、怪我につながります。適切な重さを選び、動作はゆっくりと行うことを心掛けましょう。

また、手首や肘を痛めやすいので、ダンベルを持つ際にはしっかりと握り、関節を不自然な方向に曲げないように注意することが大切です。

3-d 筋トレのやりすぎに注意

筋トレには休息も大事。休息中の女性

筋トレは、やりすぎると逆効果です。十分な休息がないと、筋肉の回復が追いつかず、オーバートレーニングになってしまいます。これにより、筋肉痛や疲労感が慢性的に続き、トレーニングの効果が薄れるだけでなく、体調を崩す原因にもなります。

 

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